夢は愚かな避難所

一生見られそうもないものなど、見たいとも思わぬ。

パンケーキじゃがまんできない

きみは素直だね、とたまに言われる。身に覚えがない。どういうときに「きみは素直だね」と言われたのか思い出せない。そう言ってきた人間は思い出せるけど。

素直と正直は違う、と誰かが言っていた。誰か思い出せないからどこかで読んだのかもしれない。何がどう違うのか説明していたかいなかったか、覚えていない。思い出せもしない。


多分、素直と正直の違いは、自覚的か否かにあるんじゃないか。素直は無自覚、正直は自覚的、意志的。
たとえば、正直な人は嘘をつかない、その一方で素直な人は嘘をつけない。もしかしたら、正直さは身に着けていくもので、素直さは生来のものかもしれない。

きれいな人のすっぴんは見たいけど、ブサイクな人にはちゃんと隠してほしいと思ってしまうように、心が清い人の素直は眩しいけど、心が荒んでいる人の素直は見苦しい。だからおれが本当に素直な人間なら、正直さを身に着けていくか、心をピカピカに磨かないといけないような気がしている。


こんなこと思ったの多分生きててはじめてなんだけど、おれはいま性格を良くしたい。それが正直になることなのか、心をピカピカにすることなのかはまだ分かってないけど。
人をちゃんと思いやりたい。誰を思いやりたいのかもちゃんと見極めたい。思いやれない人にちゃんと別れを告げたい。思いやれなかった人にちゃんと思い馳せたい、遅いけど。「二十五才の皮膚はどんなに多く罪の軟膏を塗るであろう」と少女マンガ映画と『サルチネス』とテロにまつわる言説と無い頭で少しだけ読んだ『偶然性・アイロニー・連帯』と数少ない人間関係から、そんなことを思った。
あと、背伸びは性に合わないので、猫背でとぼとぼ歩く自分を受け入れていこうとも。

きょうは「HKT48のおでかけ」がとっても面白かった。

とぼとぼ生きたいよ。明日はホットケーキを食べよう、ここ何日、ずっと食べたかったんだ。



なんか、我慢できないっていいな、って。
この歌はマエケンが歌った方がやっぱりいいんだけど、テレキャス一本でやってるのはYouTubeには他になさそうだからこれを上げました。あと、このライブ本当に行きたかったんだけど別用があって止めたんだ、今でも残念に思う。こんな風に思っててごめんな。

ホットケーキのために寝よ。パンケーキじゃなくってホットケーキ。
ホットケーキミックス! グッモーニン! グッナイ!

 

 

【追記】マエケンのレコーディング風景と音源もふつうに上がってたのでそっちも上げる。やっぱりマエケンの歌だあ、なあ。

おれにとってのマエケン前野健太です。